2021年の中国映画「我的姐姐」の紹介です!
あらすじや感想、見どころをご覧ください!
中国映画「我的姐姐」のあらすじ
交通事故で突然両親を失ったアンラン。
葬儀に親戚が集まるなか現れた幼い弟アンズハンはアンランが独り立ちした後に生まれたため実の弟とはいえあまり知らない。
それどころか両親の継承者として娘よりも息子を重んじる考えのため辛い思いをしてきたアンランにとってはむしろ好きになれない存在。
しかし幼いアンズハンも行くところがなくしょうがなく二人の生活が始まる。
アンランは自分の将来のお荷物にしたくないためアンズハンを養子として引き取ってくれる家族を探す。
一方アンズハンの方はどこか母の面影のある姉から離れたくなく、アンランにすがりつく。
アンランは心が揺れながらも過去に親にされた仕打ちを思い返し弟を突き放そうとする。
中国映画「我的姐姐」の見どころ
アンランは弟のアンズハンの面倒を見ることになった当初は自分からとうざけることしか考えていなかったんですが、ストーリーが進むにつれて少しずつ受け入れていくようになっていきます。
後継は男子だけという考えの親から蔑ろにされてきた辛い過去を思い出しながらも実の弟に情が移っていくんですね。
そして劇中で映し出されていくそんなアンランの心を動かす出来事というのがまず見どころの一つ。
もちろん弟に懐っこくされるっていうのもあるんですがそれ以外にも親と同じように重男軽女の考えを持つ別の家族との出会いや、近しい人が実は兄弟のため自分の人生を犠牲にしてきたという自分と同じ境遇だった事実の発覚といった出来事は目を引きます。
中国映画「我的姐姐」の感想
こんなに泣ける映画もそうないですよ。
いろいろ涙を誘うところはあるのですが、一つは娘に生まれてきたアンランの過去。
ストーリー開始当初はアンランは結構自己中に見えるんですよね。
自分の夢ややりたいことを果たすために他に身寄りのない実の弟を突き放そうとするんです。
私だって弟のためじゃなく自分のために生きていきたい、っていう感じですね。
そんなエゴの元の部分である辛い過去が所々映し出されてまず視聴者を泣かせます。
中国では男子を後継として重んじる文化が強いですがそれをもろにくらってきたのがこのアンラン。
この映画を見てるとそんなことされてきたのか、って思いながら涙が出てきます。
そして弟のアンズハンはそんなことまだ全くわからないほど幼いんですが母親の影を追ってアンランから離れたくない。
でも途中でどうして姉が自分を突き放そうとしてることに気づいてしまうんですよ。
結果お姉ちゃんに気を使い始めるんです。
そんなところも涙なしでは見れなかったですね。
始めの両親を失う交通事故場面とかは悲しいながらも特に泣きはしなかったですけど後はポロポロ場面いっぱいでした。
そしてやっぱり盛り上がりが最高に達するのは(涙の量の盛り上がりのことです)クライマックスです。
あと書いておきたいのは映画のテーマソングについてです。
YouTubeにありましたので載せておきます。
アンズハンを演じるチャンズフォン(張子楓)の歌う劇中歌。アンズハンの思いが歌われてます。これも涙でます 映画予告編と一緒になってます↓↓↓
そしてこのTFBOYSの王源が歌うエンディングテーマは弟アンズハンの姉への思いが歌われてます。もう最後の場面を思い出すだけでウルウル。↓↓↓
以上中国映画「我的姐姐」についてでした!日本でも公開されるといいですね!